新型コロナウイルス抗体検査(定性検査・定量検査)をはじめます
- お知らせ
新型コロナウィルスをはじめとした感染症は、一般的に急性期(症状が現れている時期)にはウイルス(またはウィルスの遺伝子)を検出する検査、回復期には抗体検査をおこなうことで診断します。
PCR検査は新型コロナウィルスの遺伝子を検出し、現在感染しているかどうかを調べる検査法、抗体検査は新型コロナウイルスに感染していたか、あるいはワクチン接種により中和抗体ができたかどうかを調べる検査法になります。
抗体検査では主に、その病原体に対するIgG、IgM抗体を調べます。通常、感染後1週間くらいでIgM抗体、少し遅れてIgG抗体が出現し、その後長期間持続します。 また、新型コロナウイルスワクチンを注射した場合は2回目の接種をしてから約2週間後には多くの人に抗体が認められていたとの報告があります。そして抗体はその後長時間持続しますが、どの程度持続するかはまだ分かっておりません。
なお、抗体検査には15分程度で結果が出る簡易キット(イムノクロマト法)を用いた迅速検査もありますが、当院では実施しておりません。
当院で行っている検査は保険適応外で定性検査と定量検査を行っております。定性検査は抗体ができているかどうかが分かる検査で結果も(+)、(-)で判定します。一方、定量検査は抗体を数値化したもので抗体価の値が分かり、十分な抗体が存在するのかあるいは抗体が少なくなっているかなど経時的な変化もわかります。
検査費用は定性検査3,520円(税込)、定量検査5,500円(税込)(当院初診の方は別途初診料+診察代2,200円(税込)がかかります)となります。
検査希望の方は、お電話にてご連絡をお願いいたします。